こんにちは吉原です。
エンジンのトルク曲線のおいしいところを使うために
本年度から減速比をいろいろと試しているのですが、
その活動の中でフロントのスプロケットの歯数を変える
試みをやっていました。
こちらが、とある先輩の加工したスプロケット一体型の
オール削りだしのクラッチハウジングです。
スプロケットの歯の加工や肉抜きがすごいです。
さてこのクラッチハウジングなのですが、設計段階での
ミスでエンジンに組み付けることができず、大会で日の目
を見ることができなかったものなのですが、せっかく
素晴らしいものがあるので、追加工を施して減速比を
いろいろと試したいと思いました。
追加工と言っても他の人が加工したものに手を付けるのは
とても怖いです。
旋盤に取り付けるだけでビビってます。
結果は何とか片側の肉厚を半分ほどに削ることができ、
今のエンジンにも組みつけられるはずです。
設計者ではないので心配ですが、壊れないで欲しいです。。
エンジンのトルク曲線のおいしいところを使うために
本年度から減速比をいろいろと試しているのですが、
その活動の中でフロントのスプロケットの歯数を変える
試みをやっていました。
こちらが、とある先輩の加工したスプロケット一体型の
オール削りだしのクラッチハウジングです。
スプロケットの歯の加工や肉抜きがすごいです。
さてこのクラッチハウジングなのですが、設計段階での
ミスでエンジンに組み付けることができず、大会で日の目
を見ることができなかったものなのですが、せっかく
素晴らしいものがあるので、追加工を施して減速比を
いろいろと試したいと思いました。
追加工と言っても他の人が加工したものに手を付けるのは
とても怖いです。
旋盤に取り付けるだけでビビってます。
結果は何とか片側の肉厚を半分ほどに削ることができ、
今のエンジンにも組みつけられるはずです。
設計者ではないので心配ですが、壊れないで欲しいです。。
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こんにちは吉原です。
11月21日に今年最後の試走を行うので、それに向けてエンジン単体での
動作確認テストとしてベンチ試験を17日水曜日に行いました。
先輩方の立会のもと18時からベンチ試験準備を開始しました。
穴水強制収容所から帰還直後&専門実験レポート提出間際や
研究室の忙しい時期に時間を割いてくださってありがとうございました。
さて、その水曜のベンチ試験なのですが、準備段階から問題が多数発生しました。
主に私のミスなのですが、今回初めていちから私がエンジンを組んだのですが、
セルモータとセルスタータの取り付け方が間違っていたりと1回もエンジンを回す
ことなくその日のベンチは中止になってしまいました。
幸いエンジンが壊れるという自体にはならなかったことだけはひと安心です。
初めてのベンチ試験は緊張の連続です。
再ベンチ試験は13日土曜日と決まったので、12日金曜日にもう一回エンジンの
総チェックを行ってからベンチに臨む予定でした。
金曜のチェックでわかったことは、まずセルスタータを保持しているベアリングが
渋くなってセルスタータの動きが鈍くなっていたことと、今回から新しく導入した
通称「トヨタブラック」と呼ばれる液状ガスケットをヘッドとシリンダーの
合わせ面に使用したのですが、1時間くらい外すのに苦労するほどシール性が強力
でした。
セルスタータのベアリングは土曜の朝から作ることにして、この日の最後は
小林さんがバルブタイミングや燃料噴射&点火タイミングを取って時間一杯
使って組みあげました。
そして、13日土曜日は朝からベンチ試験の準備を行いました。
私はベアリングの加工を担当し、朝から大急ぎでフライスを回していました。
何とか物を作り上げて研究室に持ち込んで準備をしました。
準備が終わってこれからいよいよエンジンを回すという寸前で
なんと今度は電装の配線の被覆がとけて使い物にならないという事態に直面します。
明確な原因は不明なのですが、以前も研究所で発生したので嫌な感じです。
電装班が大急ぎで修復作業に取り掛かってくれたので何とかベンチ試験は
できそうです。
そして、やっと1回目のエンジンを回す時が来て緊張して、燃料噴射量の倍率調整
ダイヤルを思った方とは逆に回してしまうことがたびたびありました。
しかし、エンジンは順調に回ってくれてデータ計測も含めてかなりの回数
回すことができて自分も操作や計器の読み取りに慣れることができました。
来年度のエンジン班の方向性は「検証」なので、今年のベンチ試験のいい基準が
とれたのではないかと思います。
11月21日に今年最後の試走を行うので、それに向けてエンジン単体での
動作確認テストとしてベンチ試験を17日水曜日に行いました。
先輩方の立会のもと18時からベンチ試験準備を開始しました。
穴水
研究室の忙しい時期に時間を割いてくださってありがとうございました。
さて、その水曜のベンチ試験なのですが、準備段階から問題が多数発生しました。
主に私のミスなのですが、今回初めていちから私がエンジンを組んだのですが、
セルモータとセルスタータの取り付け方が間違っていたりと1回もエンジンを回す
ことなくその日のベンチは中止になってしまいました。
幸いエンジンが壊れるという自体にはならなかったことだけはひと安心です。
初めてのベンチ試験は緊張の連続です。
再ベンチ試験は13日土曜日と決まったので、12日金曜日にもう一回エンジンの
総チェックを行ってからベンチに臨む予定でした。
金曜のチェックでわかったことは、まずセルスタータを保持しているベアリングが
渋くなってセルスタータの動きが鈍くなっていたことと、今回から新しく導入した
通称「トヨタブラック」と呼ばれる液状ガスケットをヘッドとシリンダーの
合わせ面に使用したのですが、1時間くらい外すのに苦労するほどシール性が強力
でした。
セルスタータのベアリングは土曜の朝から作ることにして、この日の最後は
小林さんがバルブタイミングや燃料噴射&点火タイミングを取って時間一杯
使って組みあげました。
そして、13日土曜日は朝からベンチ試験の準備を行いました。
私はベアリングの加工を担当し、朝から大急ぎでフライスを回していました。
何とか物を作り上げて研究室に持ち込んで準備をしました。
準備が終わってこれからいよいよエンジンを回すという寸前で
なんと今度は電装の配線の被覆がとけて使い物にならないという事態に直面します。
明確な原因は不明なのですが、以前も研究所で発生したので嫌な感じです。
電装班が大急ぎで修復作業に取り掛かってくれたので何とかベンチ試験は
できそうです。
そして、やっと1回目のエンジンを回す時が来て緊張して、燃料噴射量の倍率調整
ダイヤルを思った方とは逆に回してしまうことがたびたびありました。
しかし、エンジンは順調に回ってくれてデータ計測も含めてかなりの回数
回すことができて自分も操作や計器の読み取りに慣れることができました。
来年度のエンジン班の方向性は「検証」なので、今年のベンチ試験のいい基準が
とれたのではないかと思います。
こんにちは、吉原です。
11月21日、日曜日に今年最後の試走を行う予定です。
場所はいつもの北陸中部自動車学校です。
最近週末や祝日に雨が降るという石川さん天気に
悩まされているので当日は晴れて欲しいです。
今回の試走では各班の引き継ぎ確認が目的の試走となります。
なので、ドライバーも来年度の候補の渋谷さんに乗ってもらいます。
先日車体に試乗してもらったのですが、
体が収まり切らなかったようです。カウルを被せると
ギリギリヘルメットがカウルに当たって、カウルを
押し上げているようです。肩から首のところに空間が
できていたので、もう少し乗り方を変えると乗れそうな
気がします。来年度用に形状の異なった新しい電装BOX
を作る可能性も出てきました。
11月21日、日曜日に今年最後の試走を行う予定です。
場所はいつもの北陸中部自動車学校です。
最近週末や祝日に雨が降るという石川さん天気に
悩まされているので当日は晴れて欲しいです。
今回の試走では各班の引き継ぎ確認が目的の試走となります。
なので、ドライバーも来年度の候補の渋谷さんに乗ってもらいます。
先日車体に試乗してもらったのですが、
体が収まり切らなかったようです。カウルを被せると
ギリギリヘルメットがカウルに当たって、カウルを
押し上げているようです。肩から首のところに空間が
できていたので、もう少し乗り方を変えると乗れそうな
気がします。来年度用に形状の異なった新しい電装BOX
を作る可能性も出てきました。
こんにちは、吉原です。
大会後初めてエンジンを全分解しました。
普段は見えないパーツの状態を見る大切な機会です。
今年の主な製作物でピストンがありました。
以前はラジコン用のピストンを使っていたのですが
そのピストンはピストンリングを通す溝が1つしか
ありませんでした。
ピストンとシリンダの隙間から圧縮漏れが顕著に発生
している可能性があったのでピストンリングを2つに
しようと考え、そのためには既製品ではなくオリジナル
のピストンを作る必要が出てきたので製作しました。
いい感じにシリンダとピストンとの当たりが出てきました。
リングを2つにしたのでフリクションは増大しましたが
圧縮性能は向上しました。
今後は数値でフリクションに対してどの程度効果が出たのか
検証していなかなくてはいけません。
これはピストンの裏側です。ピストンピンの通るところに
小さな穴が2つあるのはオイルの潤滑を考えて設けました。
ピストンとシリンダーが接触する円筒面側は敢えて切削痕
を残し油膜が切れない様にしました。
ついにピストンまで自作できたのも先輩の優れた加工技術のおかげ
なので少しでも吸収して技術伝承していきたいです。
大会後初めてエンジンを全分解しました。
普段は見えないパーツの状態を見る大切な機会です。
今年の主な製作物でピストンがありました。
以前はラジコン用のピストンを使っていたのですが
そのピストンはピストンリングを通す溝が1つしか
ありませんでした。
ピストンとシリンダの隙間から圧縮漏れが顕著に発生
している可能性があったのでピストンリングを2つに
しようと考え、そのためには既製品ではなくオリジナル
のピストンを作る必要が出てきたので製作しました。
いい感じにシリンダとピストンとの当たりが出てきました。
リングを2つにしたのでフリクションは増大しましたが
圧縮性能は向上しました。
今後は数値でフリクションに対してどの程度効果が出たのか
検証していなかなくてはいけません。
これはピストンの裏側です。ピストンピンの通るところに
小さな穴が2つあるのはオイルの潤滑を考えて設けました。
ピストンとシリンダーが接触する円筒面側は敢えて切削痕
を残し油膜が切れない様にしました。
ついにピストンまで自作できたのも先輩の優れた加工技術のおかげ
なので少しでも吸収して技術伝承していきたいです。
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プロフィール
HN:
エコランズ
年齢:
27
性別:
非公開
誕生日:
1997/05/01
趣味:
エコラン
自己紹介:
エコランプロジェクト とは
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "
1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。
" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "
1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。
" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
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