生まれたよ

みなさん、こんばんは。松尾です。

今日は満月ですね。影ができるほど明るいです。空気も澄んでいて、星もきれいでした。
満月だと普段見えないものが浮かび上がってきて、帰り道も楽しいものです。

　　

EVのアッパーカウルが生まれました。相変わらず難産でしたが。。


夢考房エコランプロジェクトでは、生クロスを使ってハンドレイアップ（ウエット）でカウルを作成してきました。
しかし、今回はプリプレグを使用しました。常に新しいことにチャレンジするのが夢考房プロジェクトです。

1プライなので外が見えるくらい薄くて軽いです。質量は今年のWEMで使用したウエットのカウルの50%減といった感じでしょうか。


　　　　
　「見えないところに5,6人います」　　　　　　　　　　「職人もいます」


今回のカウルの離型もそうですが、エコランプロジェクトは人員が必要になときは自然と集まってきます。
今日も2階で別の作業をしていたメンバーが、離型のころになると声をかけなくとも1階の作業場に下りてきます。そして、ひとりひとりが自分のすべきことを見つけて、作業に取り掛かります。

これって結構すごいことだと思いませんか？私はすごいことだと思いますよ。
離型したあとは少しの間、カウルを取り囲んで眺めてニヤニヤして、その後すぐに掃除に取り掛かって解散です。
こういうときのチームワークは我ながら感心してしまいます。

「皆でひとつのことに取り組むことで、チームワークが得られる」とプロジェクト教育センター所長の服部教授もおっしゃっていました。まさにそのとおりですね。
今日はチームワークに加えて、うまく言い表せないですがそれ以上に大きなものを得られたような気がしました。

今日は気持ちよく寝られそうです。メンバー全員そうだと思います。

それでは。