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こんにちは、吉原です。


長らくブログを更新できず、すみませんでした。

私の大学推奨PCが2回目の液晶画面が映らなくなる現象で

夏休みあとからブログを書くことができなくなっていました。


まずは、もてぎ大会後の近況から。

もてぎ大会では生憎の雨で思うような記録がでなかったのですが

天候以外の根本的な原因があるのではないか?と考え

来年度に主に活動する現2年生のメンバーで話し合いの場を設け

記録を伸ばすための検証に重点を置くことを決めました。


主要3役も交代し、各班とも来年度の活動の方向性を決め、

具体的な活動内容を練っている段階です。



さて、そんな新体制になりたてのエコランズですが

昨日、今日と工大祭が開催されているので夢考房プロジェクト

のひとつとしてエコランも出展しています。


会場には老若男女たくさんの方々に来て頂きありがとうございました。

中にはすごく専門的なことまで熱心に聞いてくれる人もいらっしゃって

説明しているこちらもエコランのことをたくさんの人に知ってもらって

嬉しいです。


今年は実際にシャシローラー上でエンジンを回しました。

来年度のドライバー候補の渋谷さんが乗って、エンジンのA/F調整

は私が行い、引き継ぎも兼ねたシャシローラー上でデモ走行を行いました。

午前と午後の2回に分けて15分ほど回しました。


また、エンジンを回していないときは、子供限定の体験乗車を行いました。


いい笑顔ですね。

人の役に立つ機械を作っていきたいと思いました。
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遅くなりました。高坂です。

今週末に、もてぎ全国大会が開催されます。当然私たちもエントリーしています。

先週の試走では100周走りこみ、データロガーでデータを取るなど大忙しです。

しかし、周回を重ねるごとに燃料がリーンに振れてしますなど、記録が伸び悩んでいます。

明日の、シャシローラー試験で最後のセッティング変更をする予定ですが、上手く行くと期待を寄せています。

2010-10-06

私たちのゼッケンは、367番です。

会場では気軽にお越しください。
こんにちは、吉原です。

先週はエンジン、車体ともに活発に活動した週でした。


先週の火曜日夕方に大同さんから発注していた

カーボンディスクホイール用の金型が届きました。




上の写真はディスクの型とリムの型を合わせた写真です。

これだけ大きなものを作れる職人さんの腕に感謝感激です。


次の日の水曜日にディスクの型の磨きと離型処理を行います。

リムの型には前日に離型処理を行っていましたがこの大きさの

ディスクの型の離型処理は大変です。


離型剤を塗ってから1日放置して木曜日にいよいよ張り込みです。

まず、張り込み易いようにディスクとリムの型を両方窯の中で熱して

温めます。




ディスクの型の中心にはハブがくるための別の型がはめられています。

1年生の渋谷さんが必死に作ったものです。

この型でリアのディスクホイールの中心が決定します。




ディスクとリムの両方の張り込みを同時進行で行うのでカーボンの

切り出す量がとても多いので切り出し班に頑張ってもらってます。




今回もリムの張り込みは北村さんが行っています。




ディスクホイールの型には高坂さんが張り込んでいます。




積層構成表を見ながら、張り込んでいっています。

角度をずらしながらバイアスとラジアルのカーボンを張っていきます。

角度を見るために全角分度器のコピーを真ん中に張って作業しました。




ディスクはディスク単体でデバルクします。

前回から活躍している布団真空パックです。再利用が効いて便利です。




ディスクの型とリムの型を合体させ、ディスクの面とリムの面を

張り合わせています。このときのディスクとリムの垂直度が重要です。




張り込みが終わり焼く前のディスクホイールの状態です。緑のシートの中

にあるのがディスクホイールの型で、その外側が加圧加熱するための窯です。

1日真空引きして人間の手で限界のある張り込みを真空の力で張り込みます。

朝早くから作業を始めましたが、丸1日かかってしまいました。

お疲れ様でした。


そして、1日たった金曜日の朝から焼いていきます。

最初は樹脂を流動させるために低温で数時間維持させます。




そして、樹脂を硬化させるために130度まで上げて数時間焼きます。

夢考房にあるホットガン2台では火力が足りないので、

急きょ2台ホットガンを購入しました。

ホットガン4台体制なのでいつもより早く温度が上がってくれました。


写真の真ん中に見えるのが窯で上に断熱材のネオマフォームを置いています。

さらにそこから3本(1本枝分かれして4本)の配管が見えますが、一番左のが

加圧量を見るための圧力計で、左から2番目の白いチューブが繋がってる管が

窯の中のディスクホイールの型につけている真空ポンプ用のチューブです。

3番目の2本に枝分かれしているのが加圧するための管です。赤いエアホースが

付いている方が加圧用で、もう片方が圧を抜くための管です。

さらに、窯の外の温度と窯の内部の製品温度を見るための

熱電対温度計を2台設置しています。


窯で焼く作業も朝早くから始めても日付が変わるギリギリまで掛かりました。


おつかれさまでした。

離型して、アセンブリしたリアディスクホイールも後日紹介します。
こんにちは、吉原です。


昨日、カーボンリムの張り込みとリムのシリコンの型を作りを行いました。



シリコンの型は製品のリムの隙間にシリコンを流し込んで成型します。

初めての取り組みなので試行錯誤です。


主剤と硬化剤の比率を間違えないように計測しています。


200gずつペットボトル容器の中に主剤を入れて、真空ビンの中で脱法処理をしてから硬化剤と混ぜて型に流し込んでいきます。

うまく成功していることを祈ります。



リムの金型にプリプレグを張り込む作業は、100均で買ってきた回転テーブルを改造して作業効率を上げています。

金型は張り込む前に窯の中で温めておき、張り込み作業がし易い温度にします。

そして、ヘラや指を駆使して綺麗に張り込んでいきます。


張り込んでいくとだんだん金型の温度も下がってくるのでドライヤーで温めながら張り込みます。

既に作業から数時間経過しており、朝9時に始めても既に外が暗くなりかけてます。


最後の方は1年生の片桐さんに張り込みの感覚を覚えてもらう為に手伝ってもらいました。

早く一人前の張り込み師になって下さい。(笑)



長時間の張り込み作業&型作りお疲れ様でした。


こんにちは、吉原です。


 

 広島大会で、記録が予想より伸びなかった原因の一つとして

普段はシャシローラー上でカウルをかぶせずに燃料と空気との比率を調整しているのですが

実際にカウルをかぶせて走行中との環境に差があるので、最適なセッティングにならない

ということが考えられます。




 そこで、去年車体が転倒したときに壊れたカウルの後ろ半分をかぶせ、

ヒーターでエンジンの吸気するところを温めてあげて広島の環境の再現を行いました。



 この条件でシャシローラー試験を行った結果

燃料と空気の比率を測定しているA/Fセンサーの値が

カウルをかぶせずヒーターで温めてない状態と、カウルをかぶせてヒーターで温めた状態では

大きく異なることが判明しました。


 空気は温度が高くなると酸素濃度が低くなってしまうので、できるだけ冷えた空気を取り込んであげることがベストなので対策をおこなっていきたいです。
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プロフィール
HN:
エコランズ
年齢:
27
性別:
非公開
誕生日:
1997/05/01
趣味:
エコラン
自己紹介:
エコランプロジェクト とは
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "

1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。

" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
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