こんにちは、吉原です。
11月21日、日曜日に今年最後の試走を行う予定です。
場所はいつもの北陸中部自動車学校です。
最近週末や祝日に雨が降るという石川さん天気に
悩まされているので当日は晴れて欲しいです。
今回の試走では各班の引き継ぎ確認が目的の試走となります。
なので、ドライバーも来年度の候補の渋谷さんに乗ってもらいます。
先日車体に試乗してもらったのですが、
体が収まり切らなかったようです。カウルを被せると
ギリギリヘルメットがカウルに当たって、カウルを
押し上げているようです。肩から首のところに空間が
できていたので、もう少し乗り方を変えると乗れそうな
気がします。来年度用に形状の異なった新しい電装BOX
を作る可能性も出てきました。
11月21日、日曜日に今年最後の試走を行う予定です。
場所はいつもの北陸中部自動車学校です。
最近週末や祝日に雨が降るという石川さん天気に
悩まされているので当日は晴れて欲しいです。
今回の試走では各班の引き継ぎ確認が目的の試走となります。
なので、ドライバーも来年度の候補の渋谷さんに乗ってもらいます。
先日車体に試乗してもらったのですが、
体が収まり切らなかったようです。カウルを被せると
ギリギリヘルメットがカウルに当たって、カウルを
押し上げているようです。肩から首のところに空間が
できていたので、もう少し乗り方を変えると乗れそうな
気がします。来年度用に形状の異なった新しい電装BOX
を作る可能性も出てきました。
こんにちは、吉原です。
大会後初めてエンジンを全分解しました。
普段は見えないパーツの状態を見る大切な機会です。
今年の主な製作物でピストンがありました。
以前はラジコン用のピストンを使っていたのですが
そのピストンはピストンリングを通す溝が1つしか
ありませんでした。
ピストンとシリンダの隙間から圧縮漏れが顕著に発生
している可能性があったのでピストンリングを2つに
しようと考え、そのためには既製品ではなくオリジナル
のピストンを作る必要が出てきたので製作しました。
いい感じにシリンダとピストンとの当たりが出てきました。
リングを2つにしたのでフリクションは増大しましたが
圧縮性能は向上しました。
今後は数値でフリクションに対してどの程度効果が出たのか
検証していなかなくてはいけません。
これはピストンの裏側です。ピストンピンの通るところに
小さな穴が2つあるのはオイルの潤滑を考えて設けました。
ピストンとシリンダーが接触する円筒面側は敢えて切削痕
を残し油膜が切れない様にしました。
ついにピストンまで自作できたのも先輩の優れた加工技術のおかげ
なので少しでも吸収して技術伝承していきたいです。
大会後初めてエンジンを全分解しました。
普段は見えないパーツの状態を見る大切な機会です。
今年の主な製作物でピストンがありました。
以前はラジコン用のピストンを使っていたのですが
そのピストンはピストンリングを通す溝が1つしか
ありませんでした。
ピストンとシリンダの隙間から圧縮漏れが顕著に発生
している可能性があったのでピストンリングを2つに
しようと考え、そのためには既製品ではなくオリジナル
のピストンを作る必要が出てきたので製作しました。
いい感じにシリンダとピストンとの当たりが出てきました。
リングを2つにしたのでフリクションは増大しましたが
圧縮性能は向上しました。
今後は数値でフリクションに対してどの程度効果が出たのか
検証していなかなくてはいけません。
これはピストンの裏側です。ピストンピンの通るところに
小さな穴が2つあるのはオイルの潤滑を考えて設けました。
ピストンとシリンダーが接触する円筒面側は敢えて切削痕
を残し油膜が切れない様にしました。
ついにピストンまで自作できたのも先輩の優れた加工技術のおかげ
なので少しでも吸収して技術伝承していきたいです。
こんにちは、吉原です。
またまた、過去記事で申し訳ないのですが前回紹介した
リアのディスクホイールアセンブリの2日後の試走内容を書いていたので載せます。
9月19日日曜日に北陸中部自動車教習所をお借りして
エンジンエコランの試走を行いました。
天気は曇りで暑くもなく寒くもない秋を感じさせる天気でした。
広島大会後2回目の試走ですが、今回の試走目的は
新しく製作した製品の動作確認、安全確認です。
今回の試走から導入された主な新パーツは
カーボンディスクホイール及びフリー機構内蔵のハブ、
リアスプロケット、ステアリング、セルスイッチ、
サージタンク、スロットルボディ、もてぎ仕様の燃料ラインです。
新しい物が沢山導入された試走だけに、
いそがずあせらずで取り組みました。
12Kのカーボンが見えるのでとても綺麗です。
もてぎでの大会では燃料ポンプを使用してインジェクターに
燃料を供給するので燃料ラインが広島大会とは異なります。
今回の試走では、この燃料ラインのエア発生が大きな問題となりました。
新しく製作したステアリング周りです。
一番目を引くのは赤いカバーのかかったセルスイッチです。
このステアリングの形状は1年生の辻田さんが試行錯誤して作ったものです。
試走の結果、もう少し舵角がついて欲しいという要望がありましたが
概ね良い感触でした。
その辻田さんも先輩と一緒にアライメント調整を行っています。
新しく作ったカーボンディスクホイールもシャシローラー上で
問題無く回ってくれました。回った瞬間は全員「おぉぉ!」と
声をあげていました。
以前のドグクラッチとは異なり、駆動が繋がる衝撃が少ないので
初めはいつ繋がったの分からない感じで違和感がありました。
燃料ラインの問題などでなかなか出走できず、結局1回しかトライ
できませんでしたが、特に大きな問題もなく走れたのでよかったです。
またまた、過去記事で申し訳ないのですが前回紹介した
リアのディスクホイールアセンブリの2日後の試走内容を書いていたので載せます。
9月19日日曜日に北陸中部自動車教習所をお借りして
エンジンエコランの試走を行いました。
天気は曇りで暑くもなく寒くもない秋を感じさせる天気でした。
広島大会後2回目の試走ですが、今回の試走目的は
新しく製作した製品の動作確認、安全確認です。
今回の試走から導入された主な新パーツは
カーボンディスクホイール及びフリー機構内蔵のハブ、
リアスプロケット、ステアリング、セルスイッチ、
サージタンク、スロットルボディ、もてぎ仕様の燃料ラインです。
新しい物が沢山導入された試走だけに、
いそがずあせらずで取り組みました。
12Kのカーボンが見えるのでとても綺麗です。
もてぎでの大会では燃料ポンプを使用してインジェクターに
燃料を供給するので燃料ラインが広島大会とは異なります。
今回の試走では、この燃料ラインのエア発生が大きな問題となりました。
新しく製作したステアリング周りです。
一番目を引くのは赤いカバーのかかったセルスイッチです。
このステアリングの形状は1年生の辻田さんが試行錯誤して作ったものです。
試走の結果、もう少し舵角がついて欲しいという要望がありましたが
概ね良い感触でした。
その辻田さんも先輩と一緒にアライメント調整を行っています。
新しく作ったカーボンディスクホイールもシャシローラー上で
問題無く回ってくれました。回った瞬間は全員「おぉぉ!」と
声をあげていました。
以前のドグクラッチとは異なり、駆動が繋がる衝撃が少ないので
初めはいつ繋がったの分からない感じで違和感がありました。
燃料ラインの問題などでなかなか出走できず、結局1回しかトライ
できませんでしたが、特に大きな問題もなく走れたのでよかったです。
こんにちは、吉原です。
時間はさかのぼりますが、ブログを更新できなくなる前に
書いていた記事をせっかくなので載せておきます。
以前紹介したカーボンディスクホイールが焼きあがり
アセンブリの段階に入ったときの内容です。
以前はリアホイールのハブにドグクラッチが内蔵されており、
4つの爪がホイールに対してスラスト方向にスライドして
噛み合っていたのですが、エンジンのトルクが上がったことで
衝撃荷重が大きくなり強度的に問題があるので対策を考えました。
そこで自転車に使われるシングルフリーを流用しました。
常時爪が接触してフリクションは大きくなりますが
よりスムーズでショックの少ない駆動の繋がりを可能にしました。
これがフリー機構の入っているスプロケットです。
ディスクホイールのセンターは金型で出してあるので、そこに
旋盤で削ったハブの片方をディスクに接着し、そこには取り付け穴が
設けてあるので、そこにフリーとスプロケットを保持するための
もう片方のハブをボルトで取り付けます。
さらに1枚目の写真のフリーを保持するために
フリーのスプロケットの形とフィットするピンを圧入した
プレートを製作し、ここにフリーをはめます。
圧入したピン以外にねじが切ってある穴があるのでそこには
リアスプロケットがボルト3本で取り付けられます。
肉抜きをやる前のスプロケットと焼きあがったディスクホイールです。
各パーツ担当の人が責任をもって作ったので怒涛のアセンブリができました。
ものづくりの醍醐味だと思いますが、自分が作ったパーツが
他の人が作ったパーツと一緒に機能を発揮しているのを見ると感動です。
時間はさかのぼりますが、ブログを更新できなくなる前に
書いていた記事をせっかくなので載せておきます。
以前紹介したカーボンディスクホイールが焼きあがり
アセンブリの段階に入ったときの内容です。
以前はリアホイールのハブにドグクラッチが内蔵されており、
4つの爪がホイールに対してスラスト方向にスライドして
噛み合っていたのですが、エンジンのトルクが上がったことで
衝撃荷重が大きくなり強度的に問題があるので対策を考えました。
そこで自転車に使われるシングルフリーを流用しました。
常時爪が接触してフリクションは大きくなりますが
よりスムーズでショックの少ない駆動の繋がりを可能にしました。
これがフリー機構の入っているスプロケットです。
ディスクホイールのセンターは金型で出してあるので、そこに
旋盤で削ったハブの片方をディスクに接着し、そこには取り付け穴が
設けてあるので、そこにフリーとスプロケットを保持するための
もう片方のハブをボルトで取り付けます。
さらに1枚目の写真のフリーを保持するために
フリーのスプロケットの形とフィットするピンを圧入した
プレートを製作し、ここにフリーをはめます。
圧入したピン以外にねじが切ってある穴があるのでそこには
リアスプロケットがボルト3本で取り付けられます。
肉抜きをやる前のスプロケットと焼きあがったディスクホイールです。
各パーツ担当の人が責任をもって作ったので怒涛のアセンブリができました。
ものづくりの醍醐味だと思いますが、自分が作ったパーツが
他の人が作ったパーツと一緒に機能を発揮しているのを見ると感動です。
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プロフィール
HN:
エコランズ
年齢:
27
性別:
非公開
誕生日:
1997/05/01
趣味:
エコラン
自己紹介:
エコランプロジェクト とは
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "
1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。
" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "
1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。
" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
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