こんにちは吉原です。
11月21日、日曜日に北陸自動車学校で来年度に
向けた引き継ぎ確認を兼ねた試走を行いました。
幸いこの日は快晴で、風も無風で絶好の試走日和となりました。
今日の予定は午前中に朝香さんに1本走ってもらってデータ採りをします。
そして、午後は来年度ドライバー候補の渋谷さんに走ってもらいます。
エコランの車体に慣れてもらう為に、エンジンを掛けずに走行した後、
カウルを付けずエンジンを掛けて走ってもらう予定でした。
この時期の日の入り時間はとても早く、夕方3時ごろになると
ドライバー目線では太陽の光が強すぎて前が見えなくなってしまうので
可能な限り早め早めの行動をとりました。
さて、今回の試走メンバーは余り試走に参加したことのない人で
構成したのですが、ほとんどの人は1回以上は作業を一通り見ているので
作業できるはずですが、周りから見ているのと実際に手を動かして
作業をするのでは、チェックするところが違ったり、声を出して確認を
取らなくてはいけないなどの現場の空気を味わって欲しいと思い
参加してもらいました。
この日の気温は日の当たるところで約15℃くらいで、
エンジン温度が上がる時間も時間がかかりましたが、
エンジンの燃調セッティングの不慣れな私には少し助かりました。
こまごまとした問題はありましたが午前中は順調に作業が進み、
予定より遅れましたが10時には出走できました。
20周走ってデータ採りをして燃費算出をする予定だったのですが、
ピットとドライバーの意思疎通が不十分だったので平均時速が
27km/hと速くなってしまい、燃費が参考値になってしまったのは残念です。
ちなみに燃費は1691km/Lでした。
来年度の試走では、ラップタイム計算に慣れ、どのくらいの加速をして
時速何キロになればどのくらいのラップタイムになるのかという感覚を
掴んで臨みたいです。
昼食を終えた後、午後は渋谷さんにドライバーをバトンタッチして
みんなでエコランリレーをしました(笑)
エンジンを掛けずに走行してもらうために皆で車体の横を並走しながら
押してもらってます。ロールバーを押しながら走るのですが、中腰の高さで
全力疾走するのでかなりきついです。
約15km/hから20km/hの速度でコースに慣れてもらった後、
エンジン暖気の準備を行いました。
全力疾走の後だったせいか、午後のセッティングの時は問題が多発したり、
確認不足やチーム内の意思疎通不足が目立ちました。これも来年度の課題です。
何とか準備が完了し2時半には出走して、カウル無しで走行してもらいました。
15周くらい走行できましたが、後半は西日が強くて視界が悪かったようです。
今回の試走で自分も含めてまだまだ足りない部分を見つけることが
できたので、これから半年の活動でどのくらい変わるかが大切だと
思った試走でした。
11月21日、日曜日に北陸自動車学校で来年度に
向けた引き継ぎ確認を兼ねた試走を行いました。
幸いこの日は快晴で、風も無風で絶好の試走日和となりました。
今日の予定は午前中に朝香さんに1本走ってもらってデータ採りをします。
そして、午後は来年度ドライバー候補の渋谷さんに走ってもらいます。
エコランの車体に慣れてもらう為に、エンジンを掛けずに走行した後、
カウルを付けずエンジンを掛けて走ってもらう予定でした。
この時期の日の入り時間はとても早く、夕方3時ごろになると
ドライバー目線では太陽の光が強すぎて前が見えなくなってしまうので
可能な限り早め早めの行動をとりました。
さて、今回の試走メンバーは余り試走に参加したことのない人で
構成したのですが、ほとんどの人は1回以上は作業を一通り見ているので
作業できるはずですが、周りから見ているのと実際に手を動かして
作業をするのでは、チェックするところが違ったり、声を出して確認を
取らなくてはいけないなどの現場の空気を味わって欲しいと思い
参加してもらいました。
この日の気温は日の当たるところで約15℃くらいで、
エンジン温度が上がる時間も時間がかかりましたが、
エンジンの燃調セッティングの不慣れな私には少し助かりました。
こまごまとした問題はありましたが午前中は順調に作業が進み、
予定より遅れましたが10時には出走できました。
20周走ってデータ採りをして燃費算出をする予定だったのですが、
ピットとドライバーの意思疎通が不十分だったので平均時速が
27km/hと速くなってしまい、燃費が参考値になってしまったのは残念です。
ちなみに燃費は1691km/Lでした。
来年度の試走では、ラップタイム計算に慣れ、どのくらいの加速をして
時速何キロになればどのくらいのラップタイムになるのかという感覚を
掴んで臨みたいです。
昼食を終えた後、午後は渋谷さんにドライバーをバトンタッチして
みんなでエコランリレーをしました(笑)
エンジンを掛けずに走行してもらうために皆で車体の横を並走しながら
押してもらってます。ロールバーを押しながら走るのですが、中腰の高さで
全力疾走するのでかなりきついです。
約15km/hから20km/hの速度でコースに慣れてもらった後、
エンジン暖気の準備を行いました。
全力疾走の後だったせいか、午後のセッティングの時は問題が多発したり、
確認不足やチーム内の意思疎通不足が目立ちました。これも来年度の課題です。
何とか準備が完了し2時半には出走して、カウル無しで走行してもらいました。
15周くらい走行できましたが、後半は西日が強くて視界が悪かったようです。
今回の試走で自分も含めてまだまだ足りない部分を見つけることが
できたので、これから半年の活動でどのくらい変わるかが大切だと
思った試走でした。
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こんにちは吉原です。
エンジンのトルク曲線のおいしいところを使うために
本年度から減速比をいろいろと試しているのですが、
その活動の中でフロントのスプロケットの歯数を変える
試みをやっていました。
こちらが、とある先輩の加工したスプロケット一体型の
オール削りだしのクラッチハウジングです。
スプロケットの歯の加工や肉抜きがすごいです。
さてこのクラッチハウジングなのですが、設計段階での
ミスでエンジンに組み付けることができず、大会で日の目
を見ることができなかったものなのですが、せっかく
素晴らしいものがあるので、追加工を施して減速比を
いろいろと試したいと思いました。
追加工と言っても他の人が加工したものに手を付けるのは
とても怖いです。
旋盤に取り付けるだけでビビってます。
結果は何とか片側の肉厚を半分ほどに削ることができ、
今のエンジンにも組みつけられるはずです。
設計者ではないので心配ですが、壊れないで欲しいです。。
エンジンのトルク曲線のおいしいところを使うために
本年度から減速比をいろいろと試しているのですが、
その活動の中でフロントのスプロケットの歯数を変える
試みをやっていました。
こちらが、とある先輩の加工したスプロケット一体型の
オール削りだしのクラッチハウジングです。
スプロケットの歯の加工や肉抜きがすごいです。
さてこのクラッチハウジングなのですが、設計段階での
ミスでエンジンに組み付けることができず、大会で日の目
を見ることができなかったものなのですが、せっかく
素晴らしいものがあるので、追加工を施して減速比を
いろいろと試したいと思いました。
追加工と言っても他の人が加工したものに手を付けるのは
とても怖いです。
旋盤に取り付けるだけでビビってます。
結果は何とか片側の肉厚を半分ほどに削ることができ、
今のエンジンにも組みつけられるはずです。
設計者ではないので心配ですが、壊れないで欲しいです。。
こんにちは吉原です。
11月21日に今年最後の試走を行うので、それに向けてエンジン単体での
動作確認テストとしてベンチ試験を17日水曜日に行いました。
先輩方の立会のもと18時からベンチ試験準備を開始しました。
穴水強制収容所から帰還直後&専門実験レポート提出間際や
研究室の忙しい時期に時間を割いてくださってありがとうございました。
さて、その水曜のベンチ試験なのですが、準備段階から問題が多数発生しました。
主に私のミスなのですが、今回初めていちから私がエンジンを組んだのですが、
セルモータとセルスタータの取り付け方が間違っていたりと1回もエンジンを回す
ことなくその日のベンチは中止になってしまいました。
幸いエンジンが壊れるという自体にはならなかったことだけはひと安心です。
初めてのベンチ試験は緊張の連続です。
再ベンチ試験は13日土曜日と決まったので、12日金曜日にもう一回エンジンの
総チェックを行ってからベンチに臨む予定でした。
金曜のチェックでわかったことは、まずセルスタータを保持しているベアリングが
渋くなってセルスタータの動きが鈍くなっていたことと、今回から新しく導入した
通称「トヨタブラック」と呼ばれる液状ガスケットをヘッドとシリンダーの
合わせ面に使用したのですが、1時間くらい外すのに苦労するほどシール性が強力
でした。
セルスタータのベアリングは土曜の朝から作ることにして、この日の最後は
小林さんがバルブタイミングや燃料噴射&点火タイミングを取って時間一杯
使って組みあげました。
そして、13日土曜日は朝からベンチ試験の準備を行いました。
私はベアリングの加工を担当し、朝から大急ぎでフライスを回していました。
何とか物を作り上げて研究室に持ち込んで準備をしました。
準備が終わってこれからいよいよエンジンを回すという寸前で
なんと今度は電装の配線の被覆がとけて使い物にならないという事態に直面します。
明確な原因は不明なのですが、以前も研究所で発生したので嫌な感じです。
電装班が大急ぎで修復作業に取り掛かってくれたので何とかベンチ試験は
できそうです。
そして、やっと1回目のエンジンを回す時が来て緊張して、燃料噴射量の倍率調整
ダイヤルを思った方とは逆に回してしまうことがたびたびありました。
しかし、エンジンは順調に回ってくれてデータ計測も含めてかなりの回数
回すことができて自分も操作や計器の読み取りに慣れることができました。
来年度のエンジン班の方向性は「検証」なので、今年のベンチ試験のいい基準が
とれたのではないかと思います。
11月21日に今年最後の試走を行うので、それに向けてエンジン単体での
動作確認テストとしてベンチ試験を17日水曜日に行いました。
先輩方の立会のもと18時からベンチ試験準備を開始しました。
穴水
研究室の忙しい時期に時間を割いてくださってありがとうございました。
さて、その水曜のベンチ試験なのですが、準備段階から問題が多数発生しました。
主に私のミスなのですが、今回初めていちから私がエンジンを組んだのですが、
セルモータとセルスタータの取り付け方が間違っていたりと1回もエンジンを回す
ことなくその日のベンチは中止になってしまいました。
幸いエンジンが壊れるという自体にはならなかったことだけはひと安心です。
初めてのベンチ試験は緊張の連続です。
再ベンチ試験は13日土曜日と決まったので、12日金曜日にもう一回エンジンの
総チェックを行ってからベンチに臨む予定でした。
金曜のチェックでわかったことは、まずセルスタータを保持しているベアリングが
渋くなってセルスタータの動きが鈍くなっていたことと、今回から新しく導入した
通称「トヨタブラック」と呼ばれる液状ガスケットをヘッドとシリンダーの
合わせ面に使用したのですが、1時間くらい外すのに苦労するほどシール性が強力
でした。
セルスタータのベアリングは土曜の朝から作ることにして、この日の最後は
小林さんがバルブタイミングや燃料噴射&点火タイミングを取って時間一杯
使って組みあげました。
そして、13日土曜日は朝からベンチ試験の準備を行いました。
私はベアリングの加工を担当し、朝から大急ぎでフライスを回していました。
何とか物を作り上げて研究室に持ち込んで準備をしました。
準備が終わってこれからいよいよエンジンを回すという寸前で
なんと今度は電装の配線の被覆がとけて使い物にならないという事態に直面します。
明確な原因は不明なのですが、以前も研究所で発生したので嫌な感じです。
電装班が大急ぎで修復作業に取り掛かってくれたので何とかベンチ試験は
できそうです。
そして、やっと1回目のエンジンを回す時が来て緊張して、燃料噴射量の倍率調整
ダイヤルを思った方とは逆に回してしまうことがたびたびありました。
しかし、エンジンは順調に回ってくれてデータ計測も含めてかなりの回数
回すことができて自分も操作や計器の読み取りに慣れることができました。
来年度のエンジン班の方向性は「検証」なので、今年のベンチ試験のいい基準が
とれたのではないかと思います。
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プロフィール
HN:
エコランズ
年齢:
27
性別:
非公開
誕生日:
1997/05/01
趣味:
エコラン
自己紹介:
エコランプロジェクト とは
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "
1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。
" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "
1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。
" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
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