こんにちは、吉原です。
エコランに興味があってこのサイトを見に来てくれた新入生に向けて、エコランのアピールを行いたいと思います。
よく新入生から頂く質問に対してQ&A方式で答えていこうと思います。
Q1.「エコランって何ですか?」
A1.「エコランは限られたエネルギーの有効活用を目的にガソリン自動車、電気自動車(EV)を作って、ガソリン車は燃費を競い、EVは2時間での走行距離を競っています。このような活動を通して、ものづくりの専門知識や技術、人との関わりあいの中で人間力を成長させていきます。」
Q2.「エコランって機械科ってイメージが強いですけど、学科が違っても大丈夫ですか?」
A2.「大丈夫です!EVでは電気電子の人がとても戦力になりますし、制御の分野に強いロボットは機械と電気の異なる分野の橋渡しになっています。実際にバイオ学科の人もいるくらいで、学科関係なく活動を行っています。一つの分野の人だけでなく、さまざまな分野の人が集って初めて独創的なアイデアやモノができます。将来の夢に繋がる意外な道筋があるかもしれません。」
Q3.「エコランと勉強の両立ってできますか?」
A3.「できます!プロジェクト活動を行っている分、何もやっていない人に比べて勉強できる時間は物理的に少ないでしょう。しかし、プロジェクト活動を行っている人は時間がないからこそ、質を高めます。単純であまり考えなくていい課題は早く終わらせ、重要なポイントはしっかりと考えて勉強していき、時間を有効に活用します。また、普段行っている活動が勉強に結びつくことがとても多く、工学の本質を肌で感じることができます。」
Q4.「サークルやっててもできますか?」
A4.「できます!サークルだけでなく、バイトをしながらエコランの活動を行っている人もいます。基本的に任された仕事をしっかりやっていれば問題ありません。
しかし、バランスが大切だと思います。エコランプロジェクトも一つのチームなので、誰かがサークルやバイトばかりにかまけて、作業が一人に偏ったり逆に何もしない人がいると全体のモチベーションが下がり、モチベーションを高く持っている人が損をするような状況を作ってしまってはいけません。
自分で優先順位を決めて取り組むことも人間力の向上に繋がると思います。」
Q5.「専門的知識を知らなくても大丈夫ですか?」
A5.「大丈夫です!自分はエコランというものを大学に入ってから知り、全く専門知識が無い中で先輩方の話を聞く中で疑問に思ったことや知らない言葉やキーワードを家に帰ってから調べたりして、自分で学んでいきました。」
Q6.「工業高校出身じゃないですけど大丈夫ですか?」
A6.「大丈夫です!現在メンバーの中で工業高校出身の人は半分より少ないくらいで、残りは普通高校などの出身です。あまり工業高校、普通高校出身だからという問題はありません。さまざまな出身の人が集まっているので、考え方や物の見方が異なるので良い刺激になると思います。」
Q7.「どこまで自分たちでやってるんですか?」
A7.「自分たちの技術でできることまでやっています。夢考房41号館、26号館で作れるものは基本的に自分たちで作っています。自分たちの力で作れないものを作りたいときは、産学連携や企業と協力という形で外注することもあります。」
Q8.「上下関係は厳しいですか?」
A8.「もちろん最低限のマナーはありますが、そこまで厳しくはありません。モノづくりに年齢は関係なく、良いアイデアを持っていたり、高い技術を持っている人は1年生だとしても、どんどん先輩に意見を言ったりします。」
Q9.「部費はかかりますか?」
A9.「かかりません。モノを作りたいと思った時にお金が必要になってきますが、学生の経済力ではとてもお金が足りません。そこで大学の夢考房がお金出してくれます。しかし、無限に出してくれる訳ではありません。あるモノを作りたいと思ったら、企画・計画を立案し夢考房の技師たちと相談した上で予算を組み、それを認められたら初めてお金が使えるようになります。なので、企画や計画、プロジェクト運営能力も必要になってきます。」
Q10.「平日・休日の活動時間は?」
A10.「基本的に長期休暇(夏休み・春休み)以外の平日は朝8:40から夜9:00までで、休日は朝8:40から夕方5:00までです。大会前など忙しい時期は作業時間を延長して夜12:00まで作業をやることがあります。」
まだまだ、分からないことがある人はした↓のコメントの欄に質問したり、夢考房41号館に来てもらえばお答えします。
エコランに興味があってこのサイトを見に来てくれた新入生に向けて、エコランのアピールを行いたいと思います。
よく新入生から頂く質問に対してQ&A方式で答えていこうと思います。
Q1.「エコランって何ですか?」
A1.「エコランは限られたエネルギーの有効活用を目的にガソリン自動車、電気自動車(EV)を作って、ガソリン車は燃費を競い、EVは2時間での走行距離を競っています。このような活動を通して、ものづくりの専門知識や技術、人との関わりあいの中で人間力を成長させていきます。」
Q2.「エコランって機械科ってイメージが強いですけど、学科が違っても大丈夫ですか?」
A2.「大丈夫です!EVでは電気電子の人がとても戦力になりますし、制御の分野に強いロボットは機械と電気の異なる分野の橋渡しになっています。実際にバイオ学科の人もいるくらいで、学科関係なく活動を行っています。一つの分野の人だけでなく、さまざまな分野の人が集って初めて独創的なアイデアやモノができます。将来の夢に繋がる意外な道筋があるかもしれません。」
Q3.「エコランと勉強の両立ってできますか?」
A3.「できます!プロジェクト活動を行っている分、何もやっていない人に比べて勉強できる時間は物理的に少ないでしょう。しかし、プロジェクト活動を行っている人は時間がないからこそ、質を高めます。単純であまり考えなくていい課題は早く終わらせ、重要なポイントはしっかりと考えて勉強していき、時間を有効に活用します。また、普段行っている活動が勉強に結びつくことがとても多く、工学の本質を肌で感じることができます。」
Q4.「サークルやっててもできますか?」
A4.「できます!サークルだけでなく、バイトをしながらエコランの活動を行っている人もいます。基本的に任された仕事をしっかりやっていれば問題ありません。
しかし、バランスが大切だと思います。エコランプロジェクトも一つのチームなので、誰かがサークルやバイトばかりにかまけて、作業が一人に偏ったり逆に何もしない人がいると全体のモチベーションが下がり、モチベーションを高く持っている人が損をするような状況を作ってしまってはいけません。
自分で優先順位を決めて取り組むことも人間力の向上に繋がると思います。」
Q5.「専門的知識を知らなくても大丈夫ですか?」
A5.「大丈夫です!自分はエコランというものを大学に入ってから知り、全く専門知識が無い中で先輩方の話を聞く中で疑問に思ったことや知らない言葉やキーワードを家に帰ってから調べたりして、自分で学んでいきました。」
Q6.「工業高校出身じゃないですけど大丈夫ですか?」
A6.「大丈夫です!現在メンバーの中で工業高校出身の人は半分より少ないくらいで、残りは普通高校などの出身です。あまり工業高校、普通高校出身だからという問題はありません。さまざまな出身の人が集まっているので、考え方や物の見方が異なるので良い刺激になると思います。」
Q7.「どこまで自分たちでやってるんですか?」
A7.「自分たちの技術でできることまでやっています。夢考房41号館、26号館で作れるものは基本的に自分たちで作っています。自分たちの力で作れないものを作りたいときは、産学連携や企業と協力という形で外注することもあります。」
Q8.「上下関係は厳しいですか?」
A8.「もちろん最低限のマナーはありますが、そこまで厳しくはありません。モノづくりに年齢は関係なく、良いアイデアを持っていたり、高い技術を持っている人は1年生だとしても、どんどん先輩に意見を言ったりします。」
Q9.「部費はかかりますか?」
A9.「かかりません。モノを作りたいと思った時にお金が必要になってきますが、学生の経済力ではとてもお金が足りません。そこで大学の夢考房がお金出してくれます。しかし、無限に出してくれる訳ではありません。あるモノを作りたいと思ったら、企画・計画を立案し夢考房の技師たちと相談した上で予算を組み、それを認められたら初めてお金が使えるようになります。なので、企画や計画、プロジェクト運営能力も必要になってきます。」
Q10.「平日・休日の活動時間は?」
A10.「基本的に長期休暇(夏休み・春休み)以外の平日は朝8:40から夜9:00までで、休日は朝8:40から夕方5:00までです。大会前など忙しい時期は作業時間を延長して夜12:00まで作業をやることがあります。」
まだまだ、分からないことがある人はした↓のコメントの欄に質問したり、夢考房41号館に来てもらえばお答えします。
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こんにちは、吉原です。
今日から新年度、新学期のスタートです。
温かい晴れの日が続くようになり、大学の周りでは1年生らしき人たちが、ちらほらと見られるようになり春だなぁと感じています。
さて、先週の4月1日にエンジンのベンチテストを行いました。ベンチの目的は、吸気レイアウトの方向性を決める為の比較で、具体的にはスロットルレスボディの形状変更を行ったのでその比較でした。
この比較結果次第で今年度作らなくてはいけないものが発生するので早期に結果が出て欲しかったのですが、残念ながらうまく結果が出ませんでした。
いつものように回転数を一定に保ちA/Fセッティングを行い、計測に入ってトルクの数値を見るといつもなら2Nm以上はある数値が1Nm程度しかなく、ひどい時は1Nmを切ることもありました。
新しく作ったスロットルレスボディが原因かと思い以前使っていたスロットルレスボディに戻したのですが、数値は改善されず、インジェクタも以前使っていたものに戻しても変わりませんでした。
前回のベンチテストは11月に行ったのですが、その時からエンジンは分解していないので基本的に状態は変化していないはずなのですが、圧縮の抜けなどが無いかひとつひとつ確実に原因を探す必要があります。
エンジンの状態を診断する為にも今年度予算でコンプレッションゲージを購入する予定です。早く届いてほしいです。
今日から新年度、新学期のスタートです。
温かい晴れの日が続くようになり、大学の周りでは1年生らしき人たちが、ちらほらと見られるようになり春だなぁと感じています。
さて、先週の4月1日にエンジンのベンチテストを行いました。ベンチの目的は、吸気レイアウトの方向性を決める為の比較で、具体的にはスロットルレスボディの形状変更を行ったのでその比較でした。
この比較結果次第で今年度作らなくてはいけないものが発生するので早期に結果が出て欲しかったのですが、残念ながらうまく結果が出ませんでした。
いつものように回転数を一定に保ちA/Fセッティングを行い、計測に入ってトルクの数値を見るといつもなら2Nm以上はある数値が1Nm程度しかなく、ひどい時は1Nmを切ることもありました。
新しく作ったスロットルレスボディが原因かと思い以前使っていたスロットルレスボディに戻したのですが、数値は改善されず、インジェクタも以前使っていたものに戻しても変わりませんでした。
前回のベンチテストは11月に行ったのですが、その時からエンジンは分解していないので基本的に状態は変化していないはずなのですが、圧縮の抜けなどが無いかひとつひとつ確実に原因を探す必要があります。
エンジンの状態を診断する為にも今年度予算でコンプレッションゲージを購入する予定です。早く届いてほしいです。
こんにちは吉原です。
まだ石川県は肌寒い日が続いていますが雪も降らなくなり少しずつ春めいてきました。
3月19日土曜日は学部生の卒業式があり、それにあわせて夢考房41号館でも卒業生を送る会が催されました。
大学生生活4年間も長いようで、あっと言う間だなぁと強く感じました。
卒業生の4名に来ていただきました。(真ん中の柳浦さんはもちろん卒業生ではありません(笑)
左から、権谷さん、牧野さん、中山さん、岩澤さんです。
4月から社会人です!
楽しく会食しながら催されました。自分は口下手なのでこういう場で気の利いたことはなかなか言えないのですごくもどかしかったです。
エコランでの毎日は1日1日が濃厚過ぎて色々な思い出が詰まっているので全てを綺麗に伝えることはできませんが、「何か一つの目標に向かって高いモチベーションを持って突っ走った先輩方は、とてもまぶしかったです。」
こんなに濃厚な毎日の学生生活は、おそらく一生忘れることのできないかけがえのない財産になったと思います。
自分もこんな風に卒業を迎えたいと思いました。
また夢考房にはいつでも来てください。
「ご卒業おめでとうございます」
まだ石川県は肌寒い日が続いていますが雪も降らなくなり少しずつ春めいてきました。
3月19日土曜日は学部生の卒業式があり、それにあわせて夢考房41号館でも卒業生を送る会が催されました。
大学生生活4年間も長いようで、あっと言う間だなぁと強く感じました。
卒業生の4名に来ていただきました。(真ん中の柳浦さんはもちろん卒業生ではありません(笑)
左から、権谷さん、牧野さん、中山さん、岩澤さんです。
4月から社会人です!
楽しく会食しながら催されました。自分は口下手なのでこういう場で気の利いたことはなかなか言えないのですごくもどかしかったです。
エコランでの毎日は1日1日が濃厚過ぎて色々な思い出が詰まっているので全てを綺麗に伝えることはできませんが、「何か一つの目標に向かって高いモチベーションを持って突っ走った先輩方は、とてもまぶしかったです。」
こんなに濃厚な毎日の学生生活は、おそらく一生忘れることのできないかけがえのない財産になったと思います。
自分もこんな風に卒業を迎えたいと思いました。
また夢考房にはいつでも来てください。
「ご卒業おめでとうございます」
こんにちは、吉原です。
3月6日(日)に北陸自動車学校でEVの試走を行いました。
以前行われた試走見極めで安全性などが認められたので、今年初の試走を行いました。天気は曇りで風が強くとても寒かったです。
これは昨年度から使っているスパッツを取り付けている様子です。EVはとにかくバッテリとモータを繋ぐだけで走るので、エンジンと比べて準備の時間も荷物もかなり少ないです。
初試走だったので、安全確認などを行いながら確実に作業を進めていきましたが、1時間程度で走りだしました。
一番初めは去年ドライバーだった岡島さんが電装系のチェックなどを行いながら数ラップ走りました。
そのあとは、今年度ドライバー候補の渋谷さんが乗って、カウルも付けて走行しました。
皆が見守る中徐々に速度を上げながら、周回を重ねまずは車体に慣れてもらいました。
予定では午前中にコーナリング練習も行う予定でしたが、スピードメータが突然消えるというトラブルの為、トラブルシューティングを行った後、午後からコーナリング練習を行いました。
秋田のソーラースポーツラインのヘアピンのアールより若干小さなアールですが進入速度を抑えて回ってもらいました。
真ん中の岡島さんが立っている場所が回転半径の中心で、パイロンに沿う形で走ってもらいました。
コーナリング練習を行ってしばらく経ったとき、車体がコーナーを回り切れずオーバーするようになってきました。
初めは初ドライバーの渋谷さんのコーナーの入り方が悪いのかと疑っていましたが、どうやらステアリングの切れ角が変わっていたようです。
原因はナックルの中に圧入されているピローボールがコーナリングで生じる横向きの力で、出てきてしまってステアリングの切れ角が変わってしまったようです。
しかし、初試走でしっかりと今後の課題点が洗い出せ、目標も設定できたので良い試走になったと思います。
3月6日(日)に北陸自動車学校でEVの試走を行いました。
以前行われた試走見極めで安全性などが認められたので、今年初の試走を行いました。天気は曇りで風が強くとても寒かったです。
これは昨年度から使っているスパッツを取り付けている様子です。EVはとにかくバッテリとモータを繋ぐだけで走るので、エンジンと比べて準備の時間も荷物もかなり少ないです。
初試走だったので、安全確認などを行いながら確実に作業を進めていきましたが、1時間程度で走りだしました。
一番初めは去年ドライバーだった岡島さんが電装系のチェックなどを行いながら数ラップ走りました。
そのあとは、今年度ドライバー候補の渋谷さんが乗って、カウルも付けて走行しました。
皆が見守る中徐々に速度を上げながら、周回を重ねまずは車体に慣れてもらいました。
予定では午前中にコーナリング練習も行う予定でしたが、スピードメータが突然消えるというトラブルの為、トラブルシューティングを行った後、午後からコーナリング練習を行いました。
秋田のソーラースポーツラインのヘアピンのアールより若干小さなアールですが進入速度を抑えて回ってもらいました。
真ん中の岡島さんが立っている場所が回転半径の中心で、パイロンに沿う形で走ってもらいました。
コーナリング練習を行ってしばらく経ったとき、車体がコーナーを回り切れずオーバーするようになってきました。
初めは初ドライバーの渋谷さんのコーナーの入り方が悪いのかと疑っていましたが、どうやらステアリングの切れ角が変わっていたようです。
原因はナックルの中に圧入されているピローボールがコーナリングで生じる横向きの力で、出てきてしまってステアリングの切れ角が変わってしまったようです。
しかし、初試走でしっかりと今後の課題点が洗い出せ、目標も設定できたので良い試走になったと思います。
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プロフィール
HN:
エコランズ
年齢:
27
性別:
非公開
誕生日:
1997/05/01
趣味:
エコラン
自己紹介:
エコランプロジェクト とは
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "
1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。
" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "
1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。
" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
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