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こんにちは,吉原です.


今年の大会は絶好のエコラン日和でした.
天候に恵まれない大会が続いていたので本当に良かったです.

早速,大会結果をご報告したいと思います.



2011年10月8日,9日にツインリンクもてぎで開催された
「本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ2011 第31回全国大会」
グループⅢ(大学,短大,高専,専門学校クラス)で燃費2083.671km/Lを記録し,優勝しました.
(Honda MOTOR SPORTS TOPICShttp://www.honda.co.jp/Racing/race2011/emc/report/?from=rssms)

この記録は,2006年に「ALTiC」の持つグループⅢ最高記録の2079km/Lを塗り替えました.
(金沢工業大学ニュースhttp://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2011/1189184_2414.html)



今大会の目標は「燃費2100km/L」で,「グループⅢ優勝」と「ALTiCの持つ記録を超える」ことだったので,とても嬉しいです.


応援してくださったメンバー,OB,保護者の方々,本当にありがとうございました.
こうして良い報告を出来たことに感謝しています.

来年もさらに記録を伸ばせるように頑張っていきたいと思います.
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こんにちは,吉原です.

今日現地入りしました.

あす,あさっては天気予報では絶好のエコラン日和になりそうなので,少し安心しています.

目標2100km/lを目指して頑張りたいと思います!!

応援よろしくお願いします.
こんにちは,吉原です.

茂木大会も残すところあと1週間となりました.

茂木大会は暖気完了から出走までの待機時間が長いのですが,その間にバッテリーでエンジンを保温しています.

そこで2009年の大会レポ予選を見ると分かるのですが,暖気用バッテリーを入れるものとしてランドセルを使っていました.

しかし,2010年大会では2個のバッテリーでは電圧不足でインバーターの電源が落ちてしまい,暖気できないという問題がありました.

今年からはバッテリー4個使って暖気しているのですが,ランドセルに入りきらなくなってしまいました.



そこで,1年生エンジン電装班の本間君が作ってくれたのが,この「本間BOX」です.
たまにこの箱は「二宮金〇郎」と呼ばれています.




裏側は1時間近く重いバッテリーを背負うので,ゴムパッドが貼ってあります.




背負ってみた感じはこんな感じになります.
横向きに蓋が開閉するようになっていて,中は背負っても動かないようにマジックテープとゴムベルトで固定するようになっています.


とても綺麗にできたと思うので長く使いたいと思います.
こんにちは,吉原です.

前回の内容のシャシローラーテストの続きになりますが,この日のテストで前回の試走で40周の記録が良かった原因が分かったので紹介します.
長くなりそうだったので分けました.

エンジン温度変化で加速時間とA/F値がどのように変化するかを見た後に,もう1回テストしようと思いバッテリーの交換を行いました.

そこで問題があったのが制御系統のバッテリーでした.


現在バッテリーは2個車載しています.
1つはセルモーターとイグニッションコイルの動力系統を動かしていて,もう一方はECUと燃料ポンプを動かしている制御系統の2つに分けています.

大会や試走などでは,シャシローラー上でセッティングや暖気を行い,その後に満充電のバッテリー2個をそれぞれ交換してから出走しています.


先週の試走では,セッティングが出た後バッテリー交換を行い出走すると,バッテリー電圧がセッティング時より高くなってしまい,燃料ポンプの駆動力が大きくなってしまい,結果的に燃料圧力が高くなり,セッティング時より多く燃料を吹いていたようです.

セッティングではA/F値16,走り出しはA/F値が14と濃い状態だったのでなぜだろうと思っていたのですが,原因は電圧による燃圧変動だったようです.

20周では燃圧が高いまま走りきってしまい,燃費が悪いのですが,40周になるとバッテリーの電圧が低くなり,燃圧が低くなるので薄い状態で走り,結果的に燃費が良くなっていたようです.

今から回路などの仕様変更は無理なので,来週の試走では出走用電圧バッテリーを用意したり,電圧変化を見越したセッティングなどで対応して結果を見てみたいと思います.

突き詰められればもう少し記録が伸ばせそうなので,頑張りたいと思います.
こんにちは,吉原です.

9月26日(月)15:00から予定されていた茂木大会見極めが夢考房41号館で行われました.

広島大会後の変更点の説明と安全性の確認がメインで,その後に技師たちとの質疑応答という形で終わりました.

今回の見極めに間に合うことができなかったリアの動力伝達とエンジンマウントに関しては後日再見極めを行い,その後結果を通達されるという形になりました.




見極めが早く終わったのでシャシローラーテストを行いました.

前回の試走で問題になっていたA/F表示の異常の対策がうまくいったかを確認するためのテストでした.

目的通り,A/F表示の異常は試走の時のような症状は出ず,対策がうまくいっていたようです.
この日はオリジナルECUの生みの親の松野さんも来てくれました.



せっかくシャシローラー上でA/F表示のテストを繰り返し行なっていたのでエンジンの方のテストも同時に行いました.

まずはエンジン温度変化の特性を見ました.
燃料噴射量を固定して,エンジン温度変化によるA/F値の変化と20~30km/hまで加速する時間を計測してどこまで燃料噴射量を少なくできるか限界までやってみました.

結果としては,エンジン温度が10℃上がる毎にA/F値が約1ずつ小さくなり,加速時間はほとんど一定でした.
加速時間がほとんど変わらない場合,可能な限り燃料噴射量が少ない側の方が良いので,エンジンストール,ノッキングしない程度にギリギリまで薄く燃料を吹いてみると,エンジン温度が下がってもA/F18くらいを保てれば完走できそうなことが分かりました.


大きな変更を加えることはありませんが,セッティングの詰めの部分をこれから行なっていきたいと思います.
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プロフィール
HN:
エコランズ
年齢:
27
性別:
非公開
誕生日:
1997/05/01
趣味:
エコラン
自己紹介:
エコランプロジェクト とは
" クルマの省エネルギー化を追求する活動を行っているプロジェクトです "

1997年、自動車やエンジンに興味がある学生有志が集まり、省燃費競技大会へ参加することを目的に発足しました。
2001年には省消費電力競技大会World Econo Move への参加を開始して現在に至ります。

" エンジンエコラン " および " EVエコラン "専用の車両の開発を行うと共に、日本各地で開催される競技大会に参加しています。
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